センターポイント・コミュニティー・グロース・トラスト 対 長官(1985年 1 NZLR 673)における最高裁の判決は、ニュージーランドの法律の下で何が宗教であるかを決定する基準を定めるものでした。 この裁判で、ニュージーランド最高裁は、オーストラリアの最高裁判所がサイエントロジー教会に関する新興教会 対 給与税長官 (1983) 1 VR 97の訴訟において採択した宗教の基準を引いてこれを支持し、判決の根拠としました。 最高裁は、サイエントロジー教会は「宗教を推進することにより、完全に慈善的な性質のものであるという必要条件に合致しており」、また「公共の益を目的としているという必要条件に合致している」ため、宗教および慈善活動としての資格を満たしているとの裁定を下しました。
ニュージーランド内国歳入庁は、ニュージーランドのサイエントロジー教会は「もっぱら慈善目的のためにのみ設立」されており、「サイエントロジーの普及は慈善目的の定義に関する必要条件を満たしている」と認定しています。 ニュージーランドで慈善団体委員会を設置する法案が可決された後の2008年6月30日、慈善団体委員会は同教会を登記された慈善団体として認定しました。
また、1974年4月にニュージーランド司法省はサイエントロジーの聖職者が結婚式を執り行う資格の申請を承認しました。
「ニュージーランド慈善団体委員会は、
ニュージーランドのサイエントロジー教会が
2008年6月30日に2005年慈善法に
基づく慈善団体として
登記されたことを認定した。」