スウェーデンでは、宗教活動を行うために認可や登記を受ける必要はありません。 ただし、政府から非課税の資格を得たい、また地域社会改善活動を支援する助成金を受けたい宗教団体は、宗教団体としての登記を申請しなくてはなりません。 また、スウェーデンでは法的拘束力のある宗教的な結婚式を行う聖職者を登録するという形で、宗教を認可しています。 スウェーデンで宗教的な結婚式を挙げるには、認可された宗教の聖職者が宗教的婚礼の司祭として登録されていなければなりません。
サイエントロジー宗教はスウェーデンで宗教として、また非課税の宗教団体として認可されています。 さらに、サイエントロジーの聖職者はスウェーデンで法的拘束力のある宗教的な結婚式を執り行う認可を受けています。
1999年11月23日、ストックホルムの税務署はサイエントロジー教会に対し、この教会が法に定める通りの宗教的な目的を追求していると認定し、非課税の宗教団体としての地位を与えました。
2000年3月13日、全国公地・公金司法委員会(国の宗教行政機関)はサイエントロジー教会スウェーデンを宗教団体として登記し、その2ヵ月後にサイエントロジーの聖職者が法的に有効な結婚式を行う権利を与えました。これにより、スウェーデンの全国でサイエントロジーは宗教として認定されました。 登記の際に発行された4ページの文書の中で、全国司法委員会はサイエントロジー教会の宗教的性質、永続性、組織の概略を記し、サイエントロジーは宗教としての認可を得る基準を完全に満たしていると結論付けました。
「全国公地・公金司法委員会は、
憲法の第7条に従って、
スウェーデンのサイエントロジー教会を
宗教団体としてその組織番号と共に
登記することを決定しました。」